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母子家庭の大学費用はいくら?返さなくていい奨学金

2026 9/22
家計・節約
2026年8月14日2026年9月22日
シンママの大学費用と奨学金

💰 家計・節約

「大学まで行かせてあげたいけど、うちの家計で本当に大丈夫だろうか」

ひとり親家庭にとって、子どもの進学費用は最大の心配ごとかもしれません。でも、あきらめるのはまだ早い。今は、返さなくていい給付型の支援がぐんと充実しています。

この記事では、進学にいくらかかるのかの目安と、ひとり親家庭が使える支援制度を、逆算で整理します。「お金がないから」で夢をあきらめさせないために。

📋 この記事でわかること

  • 高校・大学の費用の目安
  • 返さなくていい「高等教育の修学支援新制度」
  • 給付型奨学金と貸与型の違い
  • 高校を実質無償化する制度
  • 「いつまでに・いくら」貯めればいいかの逆算
目次

進学にいくらかかる? ざっくりの目安

進路年間の目安備考
公立高校約35〜45万円就学支援金で授業料は実質無償化されることが多い
私立高校約70〜100万円就学支援金の対象。世帯年収により支給額が変わる
国公立大学約80〜100万円入学金+授業料。自宅外通学は生活費が別途
私立大学(文系)約110〜140万円理系・医療系はさらに高額

※ 目安です。学校・学部・通学形態により大きく変わります。

「

数字を見ると気が遠くなるかもしれません。でも大丈夫。この「かかるお金」から「もらえる支援」を引いた額だけを準備すればいいんです。まずは支援制度を知りましょう。ここからが本番です。

母子家庭の大学費用はいくら?

返さなくていい「高等教育の修学支援新制度」

いちばん大きいのがこれです。大学・短大・専門学校の「授業料等の減免」と「返さなくていい給付型奨学金」がセットになった、国の制度です。

🎓 修学支援新制度の2本柱

  • ①授業料・入学金の減免:世帯の所得に応じて、授業料などが減額・免除されます
  • ②給付型奨学金:返済不要のお金が、日本学生支援機構(JASSO)から支給されます(生活費などに使える)
  • ひとり親・住民税非課税世帯は手厚い対象になりやすい
  • 2024年度から、多子世帯や理工農系はさらに拡充されています

※ 出典:文部科学省・日本学生支援機構(JASSO)「高等教育の修学支援新制度」。対象や金額は世帯の所得・人数で決まります。JASSOのシミュレーターで目安を確認できます。

給付型と貸与型 ―― 「返す・返さない」の違い

給付型奨学金貸与型奨学金
返済不要(もらえる)必要(借金)
金利—無利子(第一種)/有利子(第二種)
主な窓口JASSO・自治体・民間JASSO など
優先度まずこちらを最大限足りない分を必要最小限で

※ 貸与型は「子どもが背負う借金」。将来の返済を考え、給付型・減免を使い切ってから、足りない分だけ借りるのが鉄則です。

🌿 私の場合はこうでした

進学のお金は、前もって別に管理していました。実際の費用は、そこから出しました。

あとは働くことに集中する。やったのは、それだけです。

⚠️ 貸与型(借りる奨学金)は「子どもの借金」

貸与型奨学金は、卒業後に子ども自身が返していく借金です。社会人スタート時の大きな負担になり得ます。借りる場合も、給付型・授業料減免を先に最大限使い、本当に必要な額だけにしましょう。「なんとなく満額」は避けてください。

高校は「実質無償化」が進んでいます

🏫 高校の就学支援金

国の高等学校等就学支援金により、一定の年収未満の世帯は、公立高校の授業料が実質無償になります。私立高校も、世帯年収に応じて支援金が上乗せされ、負担が大きく軽減されます。
さらに、授業料以外(教科書・通学費など)を支援する高校生等奨学給付金もあり、ひとり親・非課税世帯が対象になりやすいです。

※ 出典:文部科学省「高校生等への修学支援」。所得基準・支給額は制度改正で変わります。

逆算で考える ―― いつ・いくら

支援を使ってなお必要な分を、時間をかけて準備します。あわてず、少しずつでいいんです。

🧮 準備の進め方

1

まず支援制度で「必要額」を圧縮する

修学支援新制度・奨学金のシミュレーションで、実際に用意すべき額を把握する。

2

児童手当は「使わずに貯める」

中学卒業まで受け取る児童手当を、そのまま進学費用に回すと、まとまった土台になります。

3

月コツコツ+ボーナス時に上乗せ

無理のない額で。教育費と生活防衛資金は口座を分ける。

4

使う3年前から現金化(投資している場合)

大学入学の年に相場が下がっても困らないよう、早めに安全資産へ。

5

進学直前に、最新の支援制度を再確認

制度は毎年変わります。高3の春に必ず学校・JASSOで最新情報を。

🌸 この記事の大切なポイント

  • 進学にいくらかかる? ざっくりの目安
  • 返さなくていい「高等教育の修学支援新制度」
  • 給付型と貸与型 ―― 「返す・返さない」の違い
  • 高校は「実質無償化」が進んでいます
  • 逆算で考える ―― いつ・いくら

よくある質問

📎 この記事の出典(公式サイト)

制度の内容は、以下の公式ページで確認しています(2026年8月時点)。支援の対象や金額は年度ごとに変わるので、申請前に必ず最新の情報をご確認ください。

  • 高等教育の修学支援新制度(文部科学省)
  • 給付奨学金(日本学生支援機構 JASSO)
  • 高等学校等就学支援金制度に関するQ&A(文部科学省)
  • 高校生等奨学給付金(文部科学省)
Q.シングルマザーでも給付型奨学金はもらえますか?
A.はい、むしろひとり親・住民税非課税世帯は手厚い対象になりやすいです。世帯の所得や子どもの人数で決まるので、JASSOのシミュレーターで一度試算してみてください。
Q.成績が良くないと奨学金は無理ですか?
A.修学支援新制度には学業・意欲の要件がありますが、極端に高い成績が必須というわけではありません。高校での学習状況やレポートなどで意欲を示す形が中心です。まずはあきらめずに申請を。
Q.母子父子寡婦福祉資金の「修学資金」とは?
A.自治体が実施する、ひとり親家庭向けの貸付制度です。修学資金・就学支度資金などがあり、無利子または低利で借りられます。JASSOの奨学金と組み合わせて使うことも可能です。役所のひとり親相談窓口へ。
Q.児童扶養手当は大学生になっても続きますか?
A.児童扶養手当は原則18歳になった年度末までです。大学進学後は対象外になりますが、上記の修学支援新制度・奨学金がその先を支えます。制度のバトンタッチと考えてください。

制度の詳しい内容は、母子家庭の奨学金まとめ・大学無償化の対象と条件・高校無償化でそれぞれ解説しています。あわせてご確認ください。

まとめ:あきらめないで。道はあります

教育費は大きな金額ですが、「かかるお金」から「もらえる支援」を引けば、準備すべき額はぐっと小さくなります。

🎓 進学までにやっておく3つ

高校3年生の春 — 給付型奨学金の「予約採用」を申し込む。ここを逃すと1年待ちになります。

その前の年から — 住民税が非課税かどうかを確認しておく。支援の手厚さが変わります。

いつでも — 学校の先生に「うちは支援の対象になりますか」と聞いてみる。制度に詳しい先生が必ずいます。

今は、返さなくていい給付型の支援が本当に充実しています。「お金がないから進学は無理」と決めつける前に、まずは制度を知って、シミュレーションしてみてください。子どもの「やりたい」を、お金の理由だけであきらめさせないために。

📌 この記事のまとめ

  • 進学費用は「かかる額 − もらえる支援」で考える
  • 高等教育の修学支援新制度=授業料減免+返済不要の給付型奨学金
  • ひとり親・非課税世帯は手厚い対象になりやすい
  • 給付型を使い切ってから、貸与型は必要最小限
  • 児童手当を貯めて進学費用に回すと土台になる

参考・出典

  • 文部科学省・日本学生支援機構(JASSO)「高等教育の修学支援新制度」「高校生等への修学支援」
  • こども家庭庁「母子父子寡婦福祉資金貸付金」
  • ※ 本記事は2026年8月時点の情報です。対象・金額・所得基準は改正されます。最新情報はJASSO・文部科学省・お住まいの自治体でご確認ください。

🌿 最後に、私から

進学だけが正解ではありません。ただ、子どもに本当にやる気があるなら、奨学金という方法があります。

お金を理由にあきらめてしまう前に、使える制度を一度調べてみてください。

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この記事を書いた人:masako

シングルマザーとして働きながら、同じ立場の方に役立つ情報を発信しています。制度やお金の情報は、公式情報も確認しながらお届けしています。
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自己紹介・メッセージ
masako
シングルマザー8年目
シングルマザー8年目。離婚・転居・再就職を経験しました。
あのときの決断は間違っていなかったのだと、今は思います。自由に生きられている実感があって、これからの過ごし方も楽しみです。
体験してきたことを記事にしています。悩んでいる方のお役に少しでも立てたら嬉しいです。
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