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離婚後の名字・戸籍の手続き|子の氏の変更の進め方

2026 10/03
支援制度
2026年8月21日2026年10月3日
離婚後の名字戸籍の手続き 子の氏の変更

🏛 支援制度

離婚が決まったあと、意外と分かりにくいのが「名字」と「戸籍」の手続き。とくに子どもの名字と戸籍は、自動では変わらないため、手続きを知らないと「子どもだけ元夫の姓のまま」ということも。

この記事では、離婚後の名字・戸籍の手続きを、順を追って分かりやすく整理します。少し複雑ですが、ポイントを押さえれば大丈夫です。

📋 この記事でわかること

  • あなた自身の名字と戸籍
  • 子どもの名字と戸籍は「別手続き」
  • 子どもの姓を変える「子の氏の変更」
  • 手続きの順番と必要書類
  • よくある注意点
目次

まず ―― あなた自身の名字と戸籍

👤 自分の名字は「2つから選べる」

  • 旧姓に戻す(婚姻前の姓):何もしなければ原則こちら。親の戸籍に戻るか、新しい戸籍を作る
  • 婚姻中の姓を名乗り続ける:離婚から3か月以内に「婚氏続称の届出」が必要
  • 戸籍は、離婚すると元配偶者の戸籍から抜ける:自分を筆頭者とする新しい戸籍を作るのが一般的

※ 婚姻中の姓を続けたい場合は「離婚の際に称していた氏を称する届」を3か月以内に。期限に注意。

「

名字は、旧姓に戻すも、今の姓を続けるも、あなたの自由です。子どもの学校・仕事・気持ちなど、あなたと子どもにとって何がいいかで選んでください。どちらが正解ということはありません。

🌿 私の場合はこうでした

私は、婚姻中の名字のままにしました。同じ時期に学校も変わることになっていたので、名字まで変えるのは子どもの負担が大きいと思ったからです。

どちらが正しいということはないと思います。ただ、決める前に「子どもの生活で、ほかに何が変わる時期か」を一度考えてみるといいかもしれません。

離婚後の名字・戸籍の手続き

ここが重要 ―― 子どもの名字・戸籍は「別」

⚠️ 親が姓を変えても、子どもは自動では変わりません

たとえば、あなたが旧姓に戻っても、子どもの名字と戸籍は、元夫のままです。あなたと子どもの姓を同じにするには、別途「子の氏の変更許可」の手続きが必要になります。ここを知らないと、「親子で名字が違う」「子どもだけ元夫の戸籍に残っている」という状態になります。

だれの姓選べる道やること期限どこで
あなたの姓旧姓に戻す何もしなければ原則こちら手続きは不要—
あなたの姓婚姻中の姓を続ける「婚氏続称の届出」を出す離婚から3か月以内役所
子どもの姓・戸籍元夫のまま何もしなければこちら——
子どもの姓・戸籍あなたと同じにする「子の氏の変更許可」→入籍届期限なし。ただし早いほうが楽家庭裁判所→役所

表のとおり、あなたの姓と子どもの姓は別々に決まります。ここを取り違えると、親子で名字が違うままになってしまいます。

子どもの姓を変える「子の氏の変更」

📝 子の氏の変更手続き

1

あなたが新しい戸籍を作る

親の戸籍に戻ると子を入れられないため、自分を筆頭者とする戸籍を作ります。

2

家庭裁判所に「子の氏の変更許可」を申し立てる

子ども1人につき収入印紙800円程度。子ども本人(15歳未満は親権者)が申立人。

3

許可審判を受ける

多くは書類審査で、比較的スムーズに許可されます。

4

市区町村に「入籍届」を提出

許可書を持って役所へ。これで子どもがあなたの戸籍に入り、姓も同じに。

💡 「親権」と「戸籍・姓」は別の話

誤解しやすいのですが、親権を持っていても、子どもの戸籍や姓が自動で自分側になるわけではありません。親権はあなた、でも戸籍・姓は元夫のまま、という状態が起こり得ます。子どもと同じ戸籍・姓にしたいなら、上記の「子の氏の変更」が必要です。

手続きの順番と必要書類

📋 準備するもの(目安)

離婚届(まずこれで離婚成立)
自分の新しい戸籍を作る手続き
戸籍謄本(あなたと子どもの分)
家庭裁判所での「子の氏の変更許可」申立書
入籍届(許可後、役所へ)
その後、各種名義変更(健康保険・銀行・学校など)
あわせて読みたい【離婚の手続き完全ガイド】離婚前に決める5つのこと離婚全体の流れと、決めておくべきことはこちら。 続きを読む →

よくある注意点

🔎 見落としがちなこと

婚氏続称は「3か月以内」 — 過ぎると原則旧姓に
子どもの手続きは「離婚とは別」 — 忘れずに
子どもが15歳以上は本人が申立人
姓が変わると各種名義変更が必要(保険証・銀行・学校等)
迷ったら役所・家裁・法テラスに相談 — 無料で教えてくれる

🌸 この記事の大切なポイント

  • まず ―― あなた自身の名字と戸籍
  • ここが重要 ―― 子どもの名字・戸籍は「別」
  • 子どもの姓を変える「子の氏の変更」
  • 手続きの順番と必要書類
  • よくある注意点

名義変更チェックリスト|名字が変わったら

変更するもの窓口・ポイント
運転免許証警察署・運転免許センターで裏書きなどの手続き
マイナンバーカード・健康保険証市区町村の窓口、勤務先・保険者
銀行口座・クレジットカード各金融機関で手続き。必要書類を事前に確認
生命保険・各種契約契約している会社へ連絡
勤務先・学校・園氏名変更の届出。子どもの名字が変わる場合も連絡
※ 必要な書類や手続きは、状況や自治体によって異なります。事前に窓口へ確認してください。

📅 期限に注意したい手続き

  • 婚姻中の名字を使い続けたい場合は、離婚の日から3か月以内に、市区町村へ届け出が必要
  • 子の氏の変更は、家庭裁判所の許可を得たあとに、入籍の届出を行う
  • 児童扶養手当や、児童手当などの受給者の名義・住所は、変更の届出を忘れない

「手続きが多くて、何から手をつければいいのか」と感じたら、まず「期限のあるもの」から、順番に進めましょう。市区町村の窓口で、「離婚後の手続きの一覧」をもらえる場合もあります。

勤務先への届出も、忘れずに。名字の変更に伴う書類や、社会保険の手続きが必要になることがあります。早めに人事・総務へ伝えておくと、スムーズです。

子どもの名字や戸籍は、「親権者になっただけでは、自動的に変わらない」点が、特に見落としがちです。学校や園への連絡も、手続きの完了後に、あらためて行いましょう。

書類は、まとめて保管しておくと安心です。戸籍謄本・住民票・届出の控えを、ひとつのファイルにまとめておけば、名義変更のたびに探す手間が省けます。コピーも取っておくと、窓口での手続きが何度あっても慌てずに済みます。

よくある質問

Q.親権者なのに、子どもの戸籍が元夫のままです
A.よくあることです。親権と戸籍・姓は別の手続きだからです。あなたと同じ戸籍・姓にしたい場合は、家庭裁判所で「子の氏の変更許可」を得て、入籍届を出す必要があります。役所か家裁で手続きを確認してください。
Q.子どもの名字は、変えないほうがいい?
A.正解はありません。学校生活での呼び名、子どもの気持ち、手続きの手間などを考えて。子どもが大きい場合は、本人の意思も大切に。急がず、子どもとも話しながら決めて大丈夫です(手続き自体はあとからでも可能)。
Q.旧姓に戻すか、今の姓を続けるか迷います
A.仕事で今の姓が知られている、子どもと同じ姓でいたい、などで「続称」を選ぶ方もいます。ただし続称は離婚から3か月以内の届出が必要。迷うなら、期限があるほう(続称)を基準に、早めに考えておきましょう。
Q.手続きが複雑で、ひとりでは不安です
A.役所の戸籍窓口、家庭裁判所、法テラスで、無料または低額で相談できます。ひとり親の相談窓口でも案内してもらえます。順番に一つずつ進めれば大丈夫。分からないことは、遠慮なく窓口で聞いてください。

🌿 最後に、私から

私は調停離婚だったのですが、手続きは裁判所のなかで、その場で進めることができました。担当の方の指示どおりに書いていくだけで、時間もそれほどかかりませんでした。

離婚は、人生も生活もガラリと変わる大きな出来事です。だからこそ、その場で分からないことは、その場で聞くようにしていました。

おかげで、不安を抱えたまま進むことはありませんでした。聞けば教えてもらえます。分からないままにしないことが、いちばんの近道かなと思います。

まとめ:子どもの手続きを、忘れずに

離婚後の名字・戸籍は、少し複雑です。ポイントは、①自分の姓は「旧姓に戻す」か「続称(3か月以内)」を選ぶ ②子どもの姓・戸籍は”別手続き”で、自動では変わらない ③同じにするなら「子の氏の変更許可」+入籍届。

とくに、子どもの手続きは忘れられがちです。「親権はあるのに戸籍が違う」を防ぐため、早めに確認を。分からないことは、役所や家裁、法テラスで無料相談できます。ひとりで抱えず、頼ってくださいね。

📌 この記事のまとめ

  • 自分の姓は旧姓に戻す or 続称(3か月以内の届出)
  • 子どもの姓・戸籍は自動で変わらない(別手続き)
  • 同じにするには「子の氏の変更許可」+入籍届
  • 親権と戸籍・姓は別の話
  • 迷ったら役所・家裁・法テラスで無料相談
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参考・出典

  • 法務省「離婚後の氏・戸籍」
  • 裁判所「子の氏の変更許可」
  • ※ 本記事は2026年8月時点の一般的な情報です。手続きの詳細は個別事情で異なります。役所・家庭裁判所・法テラス等でご確認ください。

🌿 次に読むなら、この記事

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この記事を書いた人:masako

シングルマザーとして働きながら、同じ立場の方に役立つ情報を発信しています。制度やお金の情報は、公式情報も確認しながらお届けしています。
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自己紹介・メッセージ
masako
シングルマザー8年目
シングルマザー8年目。離婚・転居・再就職を経験しました。
あのときの決断は間違っていなかったのだと、今は思います。自由に生きられている実感があって、これからの過ごし方も楽しみです。
体験してきたことを記事にしています。悩んでいる方のお役に少しでも立てたら嬉しいです。
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