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【iDeCoはシンママに向いてる?】節税メリットがない人と、NISAとの使い分けを解説

2026 8/11
お知らせ
2026年8月11日
iDeCoはシンママに向いてる 節税メリットがない人とNISAとの使い分け

📈 投資

「iDeCo(イデコ)は節税になってお得」——そう聞いて、始めようか迷っていませんか。

でも、ちょっと待ってください。ひとり親家庭にとって、iDeCoは「合う人」と「合わない人」がはっきり分かれる制度です。合わない人が始めると、メリットがないのにコストだけ払うことになります。

この記事では、iDeCoの仕組みと、あなたに向いているかどうかの見分け方を、正直に整理します。

📋 この記事でわかること

  • iDeCoの仕組みと3つの税制メリット
  • ひとり親が損をしてしまうケース(ここが最重要)
  • NISAとの使い分け
  • 2026年12月からの改正でどう変わるか
  • 始める前に必ず確認すること
INVESTMENT
目次

iDeCoとは ―― 自分でつくる年金

iDeCoは、自分で掛金を積み立てて運用し、60歳以降に受け取る「私的年金」です。国の年金にプラスして、自分年金をつくる制度と考えてください。

💰 3つの税制メリット

  • ①掛金が全額所得控除:積み立てた分だけ、その年の所得税・住民税が安くなる
  • ②運用益が非課税:増えた分に税金がかからない(通常は約20%課税)
  • ③受け取り時も控除がある:退職所得控除・公的年金等控除が使える

※ 出典:iDeCo公式サイト。最大の魅力は①の所得控除です。

🛑 ここが最重要 ―― ①のメリットが「ない」人がいます

iDeCo最大のメリットは「掛金が所得控除になって税金が減ること」。でも、もともと所得税・住民税を払っていない人には、この効果がありません(減らす税金がないため)。

  • ひとり親・寡婦は前年の合計所得135万円以下で住民税が非課税
  • その水準の方は、①の節税メリットがゼロ
  • それでも手数料は必ずかかる(加入時2,829円+毎月の口座管理料)
  • さらに原則60歳まで引き出せない(子どもの進学費用にも使えない)

つまり、住民税が非課税の水準のひとり親は、iDeCoはあまり向きません。メリットなしでコストと不自由さだけを負うことになります。

“

「みんながお得と言うから」で始めると、非課税世帯の方は損をします。まず自分が所得税・住民税を払っているかを確認してください。それがiDeCo判断の出発点です。

あなたはどっち? ―― 向き・不向きの見分け方

iDeCoが向いているiDeCoは急がなくていい
税金所得税・住民税を払っている住民税が非課税の水準
家計生活費3〜6か月分の貯金があるまだ貯金の途中
使う予定老後まで使わないお金がある近く教育費などで使う予定
まず選ぶならiDeCoも選択肢まずはNISA(いつでも引き出せる)

※ ひとり親家庭は「収入の柱がひとつ」で、急な出費の可能性も高め。引き出せないお金を増やしすぎない配慮も大切です。

あわせて読みたい【投資信託とは?】仕組みと選び方をやさしく解説NISAでもiDeCoでも使う「投資信託」の基本はこちら。 続きを読む →

掛金はいくらまで?

iDeCoの掛金には、働き方によって上限があります(2026年8月時点)。

区分掛金の上限(月額)
自営業・フリーランス(第1号)68,000円
会社員(企業年金なし)23,000円
会社員・公務員(企業年金あり)20,000円
専業主婦(主夫)など(第3号)23,000円

※ 最低は月5,000円から。出典:iDeCo公式サイト。

⚠️ 国民年金を免除・猶予中の方は加入できません

国民年金保険料の免除・一部免除・納付猶予を受けている第1号被保険者は、原則iDeCoに加入できません。ひとり親で保険料の免除を受けている方は、この点にご注意ください(障害基礎年金を受給している方などは例外)。

2026年12月から、iDeCoが変わります

🆕 2025年成立の年金改正(2026年12月1日施行)

  • 加入できる年齢が65歳未満→70歳未満に拡大
  • 掛金の上限が引き上げ:会社員(企業年金なし)は月23,000円→62,000円、自営業は月68,000円→75,000円など
  • 専業主婦(主夫)(第3号)は月23,000円のまま(変更なし)

※ 2026年12月分の掛金(2027年1月引き落とし)から適用。出典:厚生労働省「2025年の制度改正」。なお2027年1月から口座管理手数料が月105円→120円に。

もし始めるなら ―― 手順

📝 iDeCoの始め方

1

自分が対象か・上限額を確認

働き方によって上限が違います。免除を受けていないかも確認を。

2

金融機関(運営管理機関)を選ぶ

口座管理手数料が安いネット証券などが人気。手数料は会社ごとに違います。

3

掛金額を決める

無理のない額から。60歳まで引き出せないので、余裕資金で。

4

運用商品を選ぶ

長期なら、コストの低いインデックス型の投資信託が定番。元本確保型(定期預金など)も選べます。

5

書類を提出して開始

勤務先の証明が必要な場合も。加入まで1〜2か月かかることがあります。

よくある質問

Q.NISAとiDeCo、どちらを優先すべき?
A.ひとり親家庭は、まずNISAをおすすめします。理由は、NISAはいつでも引き出せるから。iDeCoは60歳まで引き出せず、住民税非課税の水準なら節税メリットもありません。所得税・住民税をしっかり払っていて、老後まで使わないお金がある方は、iDeCoも選択肢になります。
Q.途中でやめられますか?
A.掛金の積立を止めること(運用指図者になる)はできますが、60歳まで原則引き出せません。積立を止めても口座管理手数料はかかり続けます。「使う予定のないお金かどうか」をよく考えてから始めてください。
Q.専業主婦(主夫)ですが、やる意味はありますか?
A.収入がなく税金を払っていない場合、①の所得控除メリットはありません。手数料だけかかるため、慎重な判断が必要です。運用益非課税のメリットはありますが、それはNISAでも同じで、NISAなら引き出しも自由です。
Q.受け取るときに税金はかかりますか?
A.受け取り方(一時金・年金)によって、退職所得控除や公的年金等控除が使えます。ただし他の退職金や年金との兼ね合いで課税されることもあります。受け取り時のことは、そのとき改めて確認すれば大丈夫です。

まとめ:iDeCoは「合う人」だけでいい

iDeCoは、税金をしっかり払っていて、老後まで使わないお金がある人には、とても有利な制度です。

でも、住民税が非課税の水準のひとり親には、あまり向きません。メリットがないのに、手数料と「引き出せない不自由さ」だけを負うことになるからです。

迷ったら、まずはいつでも引き出せるNISAから。iDeCoは、家計に余裕ができて、税金を払う立場になってから考えても、まったく遅くありません。焦らず、あなたの状況に合わせて選んでくださいね。

📌 この記事のまとめ

  • iDeCoの最大メリットは掛金の所得控除
  • 住民税非課税の水準だと、その節税メリットはゼロ
  • それでも手数料はかかり、60歳まで引き出せない
  • 国民年金を免除・猶予中だと加入できない
  • ひとり親はまずNISA(いつでも引き出せる)
  • 2026年12月から加入年齢70歳未満・掛金上限アップ(第3号は据え置き)
あわせて読みたい【シンママの教育費】いつ・いくら必要?逆算で分かる貯め方60歳まで引き出せないiDeCoと、教育費の準備は分けて考えましょう。 続きを読む → あわせて読みたい【2026年最新】年収の壁は178万円に自分が住民税を払っているかは、この記事の考え方が役立ちます。 続きを読む →

参考・出典

  • iDeCo公式サイト(国民年金基金連合会)
  • 厚生労働省「2025年の制度改正」(iDeCoの加入年齢・拠出限度額の引き上げ)
  • ※ 本記事は2026年8月時点の一般的な解説であり、特定の商品の推奨や投資助言ではありません。掛金上限・手数料・制度内容は改正されます。最新情報はiDeCo公式サイト等でご確認ください。
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自己紹介・メッセージ
masako
今まで体験をしてきた事を記事にしました。
現在、悩み困っている方へのアドバイスとして少しでもお役に立てましたら嬉しく思います。
行動をすれば少しずつ状況は変わります!何もしなければ変わりません。明るく楽しい毎日を過ごしていきましょう。
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