「今月、どうやって乗りきろう」「お金がない…」——通帳を見て、胸がぎゅっとなる。眠れない夜もありますよね。まず伝えたいのは、あなたは悪くないということ。そして、ひとりじゃありません。
この記事では、お金がなくて不安なときに、まず落ち着くための手順と、借金に頼る前に使える公的な支援、そして”もう同じ不安を繰り返さない”ための家計の守り方まで、私の経験も交えてお話しします。
まず、深呼吸。あなたは悪くない
お金の不安は、本当に苦しいもの。でも、パニックのまま動くと、かえって状況が悪くなることもあります。まずは一度、深呼吸。「なんとかなる方法は必ずある」と信じて、順番に見ていきましょう。
今すぐできる、落ち着くための3ステップ
🍀 今すぐできる、落ち着くための3ステップ
数字にして”見える化”するだけで、「意外と、ここを削れば回る」と気づけることもあります。頭の中だけで抱えると、不安は実際より大きく感じてしまうんです。
今日から見直せる、固定費チェック
支出をいったん止めるとき、いちばん効くのが固定費の見直し。一度減らせば、毎月ずっと効いてくれます。当てはまるものがないか、見てみてください。
✂️ 固定費チェックリスト
- スマホは格安SIMに変えられないか(月数千円下がることも)
- 使っていないサブスク(動画・音楽・アプリ課金)はないか
- 保険は、必要以上に入っていないか
- 電気・ガスのプランや会社は見直せないか
- カードのリボ払い・分割の手数料はないか
借金の前に。頼れる公的支援
お金がないとき、まず「借りる」が頭に浮かぶかもしれません。でも、消費者金融やカードローンに走る前に、母子家庭が使える公的な支援があります。順番として、こちらが先です。
🤝 借金の前に、頼れる公的支援
| 支援 | 内容 | どこで |
|---|---|---|
| 手当(児童扶養手当など) | 毎月の暮らしの支えになる | 役所 |
| 母子父子寡婦福祉資金貸付 | 無利子・低利の公的な貸付 | 役所・社会福祉協議会 |
| 生活保護 | 生活が立ち行かないときの最後の支え | 福祉事務所 |
| 職業訓練+給付金 | 学びながら給付を受けられる | ハローワーク |
| 奨学金・就学支援 | 子どもの学費(返済不要も) | 学校・自治体 |
※条件や金額は自治体で異なります。詳しくは各窓口でご確認ください。
まずは手当・支援まるわかりガイドで受けられる手当を確認し、当座の資金は公的貸付・相談窓口、生活が立ち行かないときは生活保護という最後の支えもあります。
🌿 私の場合
私は、どんなに苦しくても、借金にだけは頼らないと決めていました。公的な支援は”権利”であって、恥ずかしいことじゃない。実際、水道料金の免除や医療費助成、児童扶養手当に、本当に助けられました。まずは”頼れるものを知ること”から始めてほしいです。
携帯・光熱費が「払えない」ときは
携帯や電気・ガス・水道は、“止められる前に相談”が鉄則。多くの窓口で、支払いの分割や猶予に応じてくれます。放置がいちばん危険です。詳しくは携帯料金が払えないときを参考に。水道料金などは、自治体に減免制度があることもあります。
収入をふやす一歩も、同時に
支出を見直したら、収入の側も少しずつ。今は短時間やパートから始めて、慣れたら増やす方法もあります。ひとり親には、学びながら給付を受けられる職業訓練や、両立しやすいおすすめの仕事もあります。
【私の経験】”お金がない状況”を作らないために
🌿 私の場合
私がずっと続けてきたのは、家計管理です。パニックにならないために、常に”今いくらあって、何にいくら要るか”を把握していました。不安を、これ以上増やしたくなかったから。「お金に困る生活にはしない」——そう決めて、徹底してきました。
家計管理というと難しく聞こえますが、”見える化”するだけ。把握できていると、不安はぐっと小さくなります。続け方のコツは家計簿・家計管理にまとめています。
落ち着いて、余裕が出てきたら
ここは”今すぐ”の話ではありません。生活が落ち着いて、少し余裕が出てきたら——のお話です。今まさに苦しいなら、目の前の生活を守ることが最優先。備えは、立て直したその先で大丈夫です。
🌿 私の場合
私は、蓄えられるようになってから、NISAを利用して、インデックス投資で少しずつ備えるようにしています。無理のない範囲で、コツコツと。焦って増やそうとするのではなく、”余裕の分だけ”で十分です。
無理のない積立の目安はつみたてNISAは月いくら?もどうぞ。くり返しますが、これは”立て直したあと”の一歩です。
一人で抱えないで(相談先)
「何を、どこに相談すればいいか分からない」——そんなときは、お住まいの自治体のひとり親相談窓口へ。無料で、あなたの状況に合った支援を一緒に探してくれます。お金や法律のトラブルは、法テラス(無料相談・費用の立替え)も頼れます。
よくある質問
支援を受けるのは”申し訳ない”気がします。
公的支援は、あなたと子どもの権利です。制度は、こういうときのためにあります。遠慮はいりません。
まず、どこに相談すればいい?
お住まいの役所の、ひとり親(子育て)相談窓口へ。手当・貸付・いろいろな支援の入口になっています。
借りるのは絶対にダメ?
高金利の消費者金融は要注意です。まずは無利子・低利の公的貸付や、手当を優先しましょう。
家計管理が続きません…
完璧じゃなくて大丈夫。まず”残高と、今月必要な額を書き出す”だけでも、立派な第一歩です。
実家や親を頼るのは、情けないことでしょうか?
いいえ。一時的に頼るのも、立派な選択です。使える手は全部使って、まず今の生活を守りましょう。
子どもに我慢させているようで、つらいです。
あなたは十分がんばっています。手当や支援は、子どものための制度でもあります。頼ることは、子どもを守ることです。
危ないお金の借り方には、絶対に手を出さないで
お金に追い詰められると、つい”手っ取り早い方法”に目が向いてしまいます。でも、次のようなものは絶対に避けてください。一時しのぎのつもりが、もっと苦しくなってしまいます。
🚫 手を出してはいけないもの
- 闇金・ソフト闇金:法外な利息で、返済が雪だるま式に
- 給料ファクタリング:実質は高金利の貸付。トラブルが多い
- クレジットカードの現金化:規約違反で、カードが止まることも
- 「誰でも貸します」系の広告:正規の業者はこうした宣伝をしません
お金を借りる必要があるときは、まず無利子・低利の公的貸付や、無料の相談窓口へ。あわてず、正規のルートを頼れば大丈夫です。
生活保護は「恥」じゃない。子どもを守る権利です
「生活保護なんて…」とためらう方は多いですが、これは生活が立ち行かないときのための、最後のセーフティネット。私たちが納めてきた税金でつくられた、正当な権利です。恥ずかしいことでは、まったくありません。
🌿 私の場合
私自身、いろいろな公的支援に本当に助けられてきました。「頼っていいんだ」と思えたとき、少し肩の力が抜けたのを覚えています。まずは知ること、そして相談すること。それが、子どもとあなたを守る第一歩です。
制度の条件や金額の目安は母子家庭と生活保護にまとめています。ためらう前に、まずはお住まいの福祉事務所で相談してみてください。
食費・光熱費を、今すぐ少し減らすコツ
固定費の見直しとあわせて、毎日の食費・光熱費も”ちょっとした工夫”で下げられます。ムリなくできることから、少しずつで大丈夫です。
🍚 食費のコツ
- まとめ買い+作り置きで、買い物の回数と衝動買いを減らす
- 業務スーパーや、夕方の見切り品を活用
- 外出時は水筒を持参(飲み物代は意外と大きい)
- フードバンクや子ども食堂も、遠慮なく頼っていい
💡 光熱費のコツ
- 使わない家電のコンセントを抜く(待機電力の節約)
- エアコンは設定をゆるめに+扇風機・サーキュレーター併用
- お風呂は、家族でまとめて入って追い焚きを減らす
- 電力・ガス会社のプランを見直す(乗り換えで下がることも)
小さな積み重ねが、月末の”安心”につながります。全部やらなくて大丈夫。できそうなものを1つ2つ、試してみてください。
まとめ
お金がなくて怖いとき、まずは深呼吸。支出を止めて、把握して、公的な支援に頼る。借金に走る前に、使える制度はたくさんあります。そして落ち着いたら、家計管理を土台に、少しずつ立て直していきましょう。
🌿 あなたへ
無理をして、心をすり減らさないでほしい。だからこそ、家計管理はしっかりと。それは自分のためであり、子どもの将来のためでもあるから。焦らなくて大丈夫、あなたのペースで進んでいきましょう。
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この記事を書いた人:masako
シングルマザーとして働きながら、同じ立場の方に役立つ情報を発信しています。制度やお金の情報は、公式情報も確認しながらお届けしています。
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※本記事は一般的な情報と個人の体験にもとづくものです。制度や支援の内容は変わることがあります。詳しくはお住まいの自治体の窓口や、法テラスでご確認ください。

