「今月、生活費が足りない…」——そう気づいたとき、頭が真っ白になりますよね。でも、大丈夫。あわてて高い金利のお金を借りたりする前に、やるべきこと・使える助けが、ちゃんとあります。
この記事では、生活費が足りないときに「今すぐできること」を、順番にまとめました。一つずつで大丈夫。落ち着いて、できることから始めていきましょう。
まず落ち着いて。あなただけじゃない
🌿 私が生活費を下げた、リアルな方法
生活費が苦しかったとき、私がやったのは”固定費を削る”ことでした。使っていないサブスクを解約し、いらない保険も見直し。テレビは壊れたのをきっかけに、思いきって手放しました。そのぶん、受信料などの固定費もかからなくなりました。一度見直せば、あとはずっと効き続ける——固定費の削減は、いちばん効果が長続きする節約です。お金が足りないと、「自分の管理が悪いんだ」と自分を責めてしまいがちです。でも、物価が上がり続けるいま、生活費のやりくりに悩むシングルマザーは、決して少なくありません。あなただけの問題ではないのです。
大切なのは、一人で抱え込まないこと。使える制度も、相談できる場所も、思っているよりたくさんあります。まずは深呼吸して、これからの手順を一つずつ確認していきましょう。
今すぐできる3つの応急対応
- ①支払いの優先順位を決める:何を先に払うかをはっきりさせる。
- ②払えないものは、早めに相談:滞納する前に連絡すれば、待ってもらえることも。
- ③使える制度・貸付を確認する:自治体や社会福祉協議会に問い合わせる。
ポイントは、「だまって滞納しない」こと。払えないと分かったら、その前に連絡するだけで、対応がぐっとやわらかくなります。逃げずに、早めに動くのが、いちばんの近道です。
最初にやってほしいのは、「今ある現金」と「今月の支払い」を紙に書き出すことです。頭の中だけで考えると、実際より不安が大きくふくらみます。手元のお金、これから入るお金、払うべきお金——この3つを見える形にするだけで、「本当はいくら足りないのか」がはっきりします。対策は、そこから立てられます。
支払いの優先順位を決める
お金が足りないときは、「何から払うか」を決めることが大切です。目安は次のとおりです。
| 優先度 | 費目 |
|---|---|
| 最優先 | 家賃・水道・電気・ガス(暮らしの土台) |
| 次に | 食費・子どもに必要なお金 |
| あとで調整 | 通信費・サブスク・レジャー・衣類 |
住まいとライフライン、そして子どもに必要なものが最優先。逆に、通信費やサブスクは、いったん止めたり見直したりできる部分です。「削れるもの」と「削れないもの」を分けるだけで、気持ちが少し落ち着きます。
使える公的サポートを確認する
ひとり親には、さまざまな公的サポートがあります。知らずに使っていない制度がないか、確認してみましょう。
- 児童扶養手当・児童手当:申請していない、もらい忘れがないか確認を。
- ひとり親家庭の医療費助成:医療費の負担を軽くできる。
- 就学援助:給食費や学用品費などの補助が受けられる。
- 生活福祉資金の貸付:社会福祉協議会による、低金利・無利子の公的な貸付制度。
とくに「生活福祉資金の貸付」は、消費者金融などで借りる前に、まず検討したい選択肢です。お住まいの市区町村の窓口や、社会福祉協議会に相談すると、状況に合った制度を教えてもらえます。
急にお金が必要になったときのために、「緊急小口資金」という少額の貸付制度もあります(社会福祉協議会が窓口)。また、仕事を失うなどで家賃が払えないときは、「住居確保給付金」で一定期間、家賃分を支援してもらえる場合もあります。制度は種類が多く分かりにくいので、まずは窓口で「今の状況」を話し、使えるものを教えてもらうのが確実です。
固定費を今月から下げる
すぐに効く節約は、「固定費の見直し」です。とくに大きいのが、スマホ・保険・サブスクの3つ。
- スマホ:格安SIMに変えれば、月数千円下がることも。
- 保険:必要な保障だけに絞り、払いすぎを見直す。
- サブスク:使っていない動画・音楽・アプリの月額を解約。
固定費は、一度見直せば効果がずっと続きます。食費をがんばって削るより、心とお財布へのダメージが小さいのが利点です。今月できるものから、さっそく手をつけましょう。
収入を少し増やす方法も
支出を見直したら、「少し収入を増やす」ことも考えてみましょう。在宅やスキマ時間でできる副業なら、家事や育児のあいまに、無理なく始められます。月に数千円でも、足りない生活費の助けになります。
ただし、あせって「高収入・簡単」といったあやしい話に飛びつくのは禁物。安全な方法を選び、少しずつ増やしていきましょう。
また、不用品を売るのも、すぐにできる方法です。着なくなった服や使わない家電を、フリマアプリで現金に。家の中を整理しながら、当面の生活費の足しにできます。ムリなくお金をつくる手段として、覚えておくと安心です。
来月からの立て直し方
今月をなんとか乗り切ったら、次は「同じことをくり返さない仕組み」をつくりましょう。おすすめは、生活費の口座と、絶対に手をつけないお金の口座を分けること。給料が入ったら、まず数千円でも別口座によけておくと、いざというときの支えになります。少額でも「使わないお金」があるだけで、心の余裕がまったく違います。あわてない家計は、この小さな習慣から生まれます。
一人で抱えないで
お金の悩みは、一人で抱えるほど苦しくなります。市区町村の窓口や社会福祉協議会は、あなたを責める場所ではありません。「相談していいのかな」とためらわず、まずは電話一本から。話すだけでも、気持ちが軽くなります。
どこに相談していいか分からないときは、24時間の「よりそいホットライン(0120-279-338)」もあります。無料で、どんな悩みでも聞いてくれます。頼ることは、決して恥ずかしいことではありません。
まず、今日できること
「足りない」と気づいたら、あわてず、できることから一つずつ。まずは現状を見える化しましょう。
- 支出を書き出す:何にいくら使っているか、ざっとでいいので把握する
- 優先順位をつける:家賃・食費・光熱費など、絶対に必要なものから
- 固定費をすぐ見直す:スマホや使っていないサブスクは、その日に解約
- 使える制度がないか確認:もらい漏れの手当がないかチェック
全部を一度に解決しようとしなくて大丈夫。まずは「見える化」するだけで、次の一手が見えてきます。
今すぐ使える、公的な支援
- 生活福祉資金の貸付:無利子・低利で、生活費を借りられる制度
- 住居確保給付金:家賃の支払いが苦しいときに支援される
- 就学援助:学用品費や給食費など、子どもの費用を支える
- 自治体の緊急支援:地域によっては、独自の助成がある
「借りる」だけでなく「もらえる」制度もあります。まずは自治体の窓口で、使えるものを確認しましょう。
収入を、少しだけ増やす方法
- 手当のもらい漏れをなくす:申請していない制度がないか確認
- 不用品を売る:フリマアプリや宅配買取で、すぐに現金化
- すきま時間の在宅ワーク:子育ての合間にできる範囲で
- 短期・単発の仕事:まとまった出費の前に、一時的に
大きく稼ぐより、「小さくても、今できること」を積み重ねるのが、現実的で確実です。
固定費を、まとめて下げる
- スマホ代:格安スマホへの乗り換えで、月数千円下がることも
- 保険:保障が今の生活に合っているか、払いすぎていないか
- 電気・ガス:会社の乗り換えで、年間数千円の節約に
- サブスク:使っていない月額サービスを解約
固定費は、一度見直せばずっと効きます。がんばって節約するより、”仕組みで下げる”ほうがラクで続きます。
どうしても苦しいときの、相談先
- 自治体の福祉窓口:家計や制度の相談にのってくれる
- 社会福祉協議会:貸付や生活の相談を受けられる
- 消費生活センター(188):お金のトラブルを無料で相談
- フードバンク・子ども食堂:食の支援を受けられることも
「相談するのは恥ずかしい」と思わないで。制度も窓口も、こういうときのためにあります。
どうか、ひとりで抱えないで
お金が足りないとき、心まで追い詰められてしまいがちです。でも、あなたは何も悪くありません。
頼れるものに頼ることは、弱さではなく、子どもと自分を守る強さです。まずは一本、電話をかけてみる。その一歩から、必ず道は開けます。
よくある質問
家賃が払えそうにないときは?
滞納する前に、まず大家さんや管理会社に相談を。あわせて、自治体の住居確保給付金など、家賃を支える制度がないか窓口で確認しましょう。
カードローンで借りてもいい?
金利が高く、あとで返済が重くなりがちです。まずは社会福祉協議会の生活福祉資金など、公的な貸付や支援を先に検討してください。
どこに相談すればいい?
市区町村のひとり親支援窓口、社会福祉協議会が基本です。緊急のときは、よりそいホットライン(0120-279-338)も利用できます。
「お金が足りない」という状況は、いつまでも続くわけではありません。今は苦しくても、使える制度を頼り、固定費を整え、少し収入を足していけば、流れは必ず変わっていきます。今日の一歩は、未来のあなたを助ける一歩です。自分を責めず、できることを一つずつ進めていきましょう。あなたは、ちゃんとがんばっています。
まとめ:順番に、できることから
生活費が足りないときは、①支払いの優先順位を決める、②払えないものは早めに相談、③使える制度・貸付を確認する——この順番で動きましょう。あわせて固定費を下げ、少し収入を増やせば、来月からの家計はぐっとラクになります。
いちばん大切なのは、一人で抱え込まないこと。頼れる制度も人も、必ずいます。今日できる一歩から、始めていきましょう。
具体的な制度や節約のコツ、収入を増やす方法は、次の記事でくわしく紹介しています。あわせて読んで、来月からの家計づくりに役立ててくださいね。
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※ 制度の内容・対象・金額は、お住まいの自治体や時期により異なります。最新の情報は、各自治体の窓口や社会福祉協議会でご確認ください。

