離婚という決断を踏み出せず迷いながら生きていませんか?
実は不安ばかりではありません。本当の自分を取り戻せる!地に足がついた生き方が出来るからです。
今より生活の質を高め・自分を見つめ直し本来の自分でいられるという大事な事に気づきました。
当時、私は子供と生きていけるか不安ばかり。仕事もなく、住まいもないゼロからのスタート。この話を聞くだけでも驚きですが、行動をぜず何もしなければ先の未来が想像できない・・・今のままでいるのはとても辛く悲しいものだと感じていたからです。
しかし計画性を持って準備を進めていけば安心した暮らしが手に入るという事が分かりました。
この記事では子供の成長に合わせて離婚の時期を決め、離婚後から今現在までの心境をお伝えしていきます。
シングルであるひとり親になった私は本来の私でいられ、大切なものが見えてくるという事が分かりました。
毎日の日々を大事に生きるため、そして何より子供との生活を守る事ができる喜びを感じています。
シングルになっても不安がなく生きていける6つの理由
生活をしていく上での金銭的な不安をなくすいくつかの方法があります。
今は調べる事により沢山の情報が集まる世の中。その情報が自分にとって正解なのか?いらない情報なのか?必要な情報はどれかを見極め、今の自分に必要な情報の選択をしていく事が重要です。

正しい情報を身に付け行動!
家計の負担を軽く出来る子供の為の手当があるという事
子どもを養育していく上で受け取れるものや助成制度があり、毎月の家計を軽減してくれる事により気持ちにゆとりが出ます。お子様の年齢や人数・収入の状況により様々に変わるかと思いますが、受給が出来るものがあるという事実を知る事が出来ます。知識を身につけ自信に繋がり、次への行動へ続いていくのではと私は思います。
1️⃣児童扶養手当
原則として子どもが18歳になった3月31日までの間、ひとり親家庭に支給される児童扶養手当(母子手当)があります。
対象となるお子様の人数と世帯主であるあなたの前年度の年収により受給金額が様々です。
前年度の年収が高い方は手当がもらえないと諦めがちですが、収入があっても一部支給がされる場合がありますので一度確認をする事をおすすめいたします。
『一例として』 月額 約46,690円(全額支給の場合)
お子様が何人いるか・前年度の年収によって「全額」「一部」「不支給」に分かれます。
「全額受給」の目安は前年度年収額:約160万円未満
支給区分 | 年収目安 (扶養なし) |
子ども1人 | 子ども2人 | 子ども3人以上 |
---|---|---|---|---|
全部支給 🔴 | 約107万円未満 | 46,690円 | 57,720円 (+11,030円) |
68,750円 (+11,030円+11,030円) |
一部支給 🟠 | 約246万円〜322万円 | 46,680円〜11,010円 | 57,700円〜16,530円 | 68,720円〜22,050円 |
支給なし ❌ | 約365万円以上 | ― | ― | ― |





当時の私の場合:実際の入金があった通知書。
前年度の年収により受け取れる金額が決まりますので、当時は一部支給額を頂いておりましたが離婚後の翌年からは全額を受け取り生活をしておりました。
支給を受けるという事は、家計を楽にしてくれる要因でもあり不安をなくす一つの理由につながります。
今までのお話は給与所得者でのお話をしてきましたが、自営業の方は控除などの違いがありますので、ご自分の目で確認をする意味でもお住まいの自治体へ足を運び行動をしていく!というのが私の体験談になります。
2️⃣ 児童手当
以前は所得制限などありましたが、現在は撤廃されより受け取れる方が多く充実をしています。
支給年齢対象は、
- 0歳から高校生年代(18歳の誕生日後最初の3月31日まで)
これまで中学生までだった支給対象が、高校生年代まで延長されました 。 - 第1子・第2子(0~2歳):15,000円
- 第1子・第2子(3歳~高校卒業):10,000円
- 第3子以降(すべての年齢で):30,000円(多子加算) ※第3子以降の扱いは22歳まで上のきょうだいがいる場合に限ります。その年で受け取れる状況など変わってきますので、こちらも自分の生活を守る為にもお住まいの自治体へ相談をおすすめ致します。
3️⃣ 子育て世帯生活支援特別給付金



家計管理は常に大事です。
・一律5万円/子ども1人
支給対象は、ひとり親家庭や住民税非課税世帯、さらに家計急変世帯が主な対象です。
対象子ども18歳以下(修学中19歳含む)
こちらは申請が必要ですが、自治体によっては児童扶養手当と同口座へ自動振込の場合もあります。
4️⃣ひとり親家庭等医療費助成制度
病院でかかる医療費を助成してくれる制度で、子どもだけでなく親の医療費負担も自治体が助成をしてくれます。(対象・内容は自治体ごとに違いますので一度ご確認下さい。)
体験談としては、離婚直後に医療費助成制度が使えましたので病院でかかる保険診療内の医療費・薬代は制度を受ける事が出来ましたので、生活をしていく上での不安がなくなる理由の一つになりました。



助成制度を大切に利用しましょう。
5️⃣ 新入学お祝い金(学校入学時)
・中学:2万円/高校:4万円/大学・専門学校:2万円
自治体によっては小学校入学祝金などもあるようです。自動支給となるところや、申請後に支給というところもあるようですのでお住まいになられる自治体の状況を確認しましょう。(自治体のホームページまたは教育委員会へ確認)



受け取れる権利があるのか要確認。
私の体験談は、子どもが中学校入学の時期での転居でしたので、新入学お祝い金の支給対象となり受け取る事が出来ました。とても有り難かったのを覚えています。
6️⃣ 就学援助制度
「経済的な理由で小・中学生を通わせるのが難しい家庭」向けに、学用品費・給食費・修学旅行費・医療費など、学校生活にかかる費用の一部を市が援助する制度です。これは義務教育を受ける子どもの権利を守るための支援です。
こちらは毎年度申請が必要ですので忘れずに申請をします。







受理されると送られてくる実際の通知です。
収入減少の理由で市民税が非課税であったため、学用品費等の支給・給食費実費の援助(当時は各家庭が負担)を受けていました。お子様の食物アレルギーに関する学校提出対応書類としての作成費(医院支払い含む)も対象であり、その時代により対応が変わっていますので、目で確認し納得をするためにもご相談をおすすめします。
※ お住まいの地域によっては、ひとり親家庭就業支援講習会というものがあり当時PC操作に苦手意識があった私は、積極的に参加の出来る日は優先をして出席をしていました。
終了後は、仕事選びや履歴書作成添削・仕事適正チェックなどもあり、一人では解決の出来ない事も相談に乗ってくれる専門の方もいました。
相談をする相手は身近な方だけでありません。それぞれ専門家という相談に乗り話を聞いてくれる方がいます。確かな情報を引き出し必要な情報を知る上でも大事な事であります。



相談が出来る方に頼って方向性を決めていきました。
引っ越し費用・転居先で揃えるべき費用・転居費用などを想定し貯蓄するという事
シングルマザーになると決めてからは貯蓄を優先しつつ、質をあまり落とさないように生活をしました。
引越し作業は自分だけでは無理があったので引越し業者をいくつか選びをし、低価格で尚且つ安心であるところを見つけました。他者との比較をする意味でも見積もりを取る時間があれば比較はおすすめです。
何社か見積もりを取り、実際に業者さんと話し値段との兼ね合いで決めていきました。相場を知るという点は大事な指標です。相場を知らないまま決めてしまわないよう、面倒な事でありますが見積もりを取り比較をする事をおすすめします。
一番重要なのは、転居を見据えた貯蓄のための家計管理でした。収入である入ってくる金額が決まっているのであれば、支出金額は何がどのくらい支出しているのかの管理が大事。
貯蓄といっても、そう簡単にはいきません。だからこそ支出管理が大事になってきます。気が遠くなり面倒ではありますが、細かい所まで書き出す事により不必要なものが見え、その結果貯蓄へ回せるものが出てきます。
今現在の状況を把握する事で明日へつながり、継続ができるのだと私は思います。
子供の成長に合わせ決断する時を決めた
転居するという現実は、何より一番子どもに影響を与え辛い思いをさせてしまいます。少しでも影響のないように小学校卒業を機に中学校へ上がるタイミングでと思っていました。私の中ではその時の選択を取らないと次はないと強く感じていました。
子供の心は繊細なもの。私が仕事で疲れていても出来るだけ子供に寄り添った生き方をしようと思っていました。これは自分が後になって後悔をしたくないという思いと同時に、子供に対して親ができる最後の子育ての段階に入っていったのだと感じていたからです。
子供は100%離婚をすることに賛同をしていたわけでもありません。むしろ、反対側にいたのではと思います。子どもはとても敏感です。
私についてきてくれた。一緒に生きるという事を選んでくれた。その子どもの大事な生き方を私が引き受けたという重大な事実を裏切らないよう、何があっても子供の見方でいようと私の中で決意表明をしたのをハッキリ覚えています。



子どもへどんな時でもあなたの味方であると伝えていました。
今現在になって思う事は・・・
今現在、私シンママが強く言えるのはこの決断の道は正しかった!!と言えます。
なぜなら選択肢は他にあったと思いますが、後悔が全くないからです。
世間体など気にしてしまうなど色々事情はあると思いますが、私の体験談としてはまわりのために生きるのではなく自分らしく・自分らしさを大事にした生き方が何より大切だと思っております。
今の暮らしに不満など全くなく、何より経験の出来ない体験を乗り越え、結果本来の自分でいられるからです。
そして一番の大事な存在である、子供と生きていけるという事実が目の前あり、それが幸せであると言えるからです。