物の価値が上昇していく一方、収入は一定のままという方が多い昨今。
少し先の未来を想像した時、不安は募り毎日を過ごす事で一生懸命な方が多いのではないでしょうか。
余裕資金が少しでもあるのであれば、NISA枠をフルに活用し投資額を増やし資産を増やす!
そこで少額で分散投資ができる上場投資信託(ファンド)をETFに着目しました。中でも、投資の神様であるウォーレン・バフェット氏が高く評価をしているインデックスファンドに重点をおいてみました。
より明るい未来をみるため、今から始めましょう!
インデックスファンドとアクティブファンド
インデックスファンドとは
市場平均並みの投資収益を目指し、日本株なら日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)、外国株式ならMSCIコクサイといった指数に連動するように運用されるものをいいいます。信託報酬でのコスト面は低く、商品ごとの運用成績にあまり差がありません。
アクティブファンドとは
市場平均以上の投資収益を目指し、様々な運用戦略を駆使したり投資先を調査したりして投資銘柄を選別し、アクティブに運用する事をいいます。個別銘柄の調査など手間がかかる分信託報酬は高く、商品ごとの運用成績に差があります。
信託報酬は運用中かかり続けるコストですので、長期運用を考えると低さが重要になってきます。インデックスファンドでは平均年0.48%、アクティブファンドは平均1.56%であり、差の1.08%は長期投資を考えた時に大きな差がうまれます。
アクティブファンドの信託報酬が高い分、投資の利益パフォーマンスが期待できるはずと思いがちですが、結果6割近くのアクティブファンドはインデックスファンドに負けています。
下の図では信託報酬の違いによる10年後の図を表しており、長期的に考えると信託報酬の違いによって得られる収益面の違いがはっきり分かります。

出典:松井証券
インデックファンドを選択するということ
インデックスファンドではコストを抑えた運用が出来、市場全体を保有するので多くの銘柄に分散投資が可能であります。
手間や時間をかけずに幅広く分散した投資が出来るインデックスファンドは、仕組みがシンプルで分かりやすいと初心者からでも最適な商品という事が分かります。
ETFであるインデックスファンド
投資信託は非上場のものを指すのが一般的でありますが、ETF『Exchange Traded Fundの略』は上場投資信託であり取引時間中であれば市場価格で売り買いが可能になります。
もちろん、日本だけでのETF投資だけでなく海外ETFもあります。
ETFを購入する際は、株式と同様に売買手数料がかかりますので頻繁な売買には向きません。

一部のネット証券では売買手数料が無料のところが増えています
『投資信託』と『ETF』の活用法
ETFはきめ細やかな分散投資が出来、資産を増やしながら定期的に分配金(キャッシュ)を受け取る事が出来ます。
一方、投資信託は長期積立で資産形成を目指し、お子様の大学など教育費用準備金や住宅購入への一部充当資金を目標にした投資の活用に向いています。



まとまった資金運用で増やしながら使いたい方はETF活用がおすすめ
おすすめは分散投資に強い海外ETF投資
ETFを選ぶ際に検索ツールを利用します。GMO証券の公式サイトより投信を目的に合った銘柄を絞り込んでいきます。


検索条件は、例として・・・地域は海外株式に投資・NISA枠が利用可能・販売手数料はゼロ・信託報酬は0.2%以下など希望に合った情報を入れ検索をすると下の図になります。


その中で気にな利ました、VYMである米国高配当株式インデックス・ファンドをみていきます。
こちらは分配金も受け取りながら資産運用が出来るという理由で選択してみました。100円から積立が始められる事が分かり、無理のない範囲でコツコツ投資が出来る事が分かります。


下の図のように純資産額・基準価額の実績が上昇傾向である事が分かります。長期的に投資を視野に検討が出来る銘柄であると、選択肢の一つになります。


【ETF投資についての結論】
分配金を定期的に受け取りながら、インデックスETF投資が出来るのはとても魅力的であります。
日々の生活に支障がない範囲で投資をするという事。そしてまとまった資金が出来たら投資額を増やしていくというスタイルをとります。
勿論、自動的に毎月積立の仕組みを利用し、NISA枠をフルに活用する方法も選択肢の中に入れていきます。
長期投資の複利効果を活かし、配当や再投資分の非課税分を増やし時間をかけて資産を増やす!近い将来の資産形成が楽しみになります。