長い人生を考えた時、豊かな生活を維持して送る為には何をしたらいいか考えた事はありますか?
老後には2,000万円が必要であると一時騒がれておりました。
一例の話にはなりますが、30歳で毎月2.5万円を60歳である30年間の間に、想定利回り5%の積み立てをすると2,000万円の貯蓄が可能になります。また、40歳であれば毎月5万円の積み立てをし60歳までの20年間で2,000万円の貯蓄が出来るという事になります。
日々の生活をしていく中で、長く人生を楽しみながらゆとりある生活をし続ける事が出来たら理想であると感じました。
私なりに投資の目的や手法などを考えてみます。

目的にあった投資を選択!
投資の目的は大きく分けて3つある
1️⃣目的は今現在というより将来に向けての資産形成なのか?
2️⃣今現在の生活を豊かにしたいのか、毎月の手元資金を少しずつ増やしていきたいのか?
3️⃣短期間で資産を大きく増やしたいのか、リスクを背負った投資が合っているのか?
今の生活スタイルなどを考え、目的によりどの投資法が合っているのかを今一度考えてみました。
自分に合う投資手法はどれに当てはまるか?
1️⃣インデックス投資
2️⃣高配当株投資
3️⃣グロース株投資・FX・信用取引
それぞれの特徴は?理解をしながら選択
インデックス投資は、日経平均株価やNY(ニューヨーク)ダウ・TOPIX(東証株価指数)・S&P500などの株価指数と同じ値動きを目指す投資手法です。
毎月積み立てをし貯蓄を増やしていくやり方で難しい知識は不要。市場を構成する複数の銘柄に広範な分散投資が出来ます。
例えば毎月1万円など定時定額で投資を行うことで、値が高いときは量を少なく、値が安い時は量を多く買い付けるなどが可能になります。
今の生活を豊かにする目的というより将来先々の資産形成を考えた時に取る投資法です。



株価指数:日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)など日本株全体の値動きを示しています
一例ではありますが、500円を毎日積み立てた例が下の図のようになります。無理のない範囲で金額は設定が出来、特に知識がない方でも積み立てが可能になる事から初心者向けの投資になります。


マネックス証券より引用
下の図は毎月1万円を想定利回り4%で20年間積み立てをした場合の一例になります。


GMOクリック証券より引用



一例ではありますが長期的に3%〜7%のリターンを想定しています
高配当株投資は、配当金がもらえ不労所得が期待できる利点があります。分析・ポートフォリオの管理・タイミング投資といった少し自分の手間を入れながら貯蓄を増やしていきます。
今の生活を少し豊かにするという点もありますが、コツコツ時間を使って学びながら投資をしていくスタイルです。学びが好きな方は合う投資法になります。
Google検索より日本経済新聞と入力すると下の図のような予想配当利回りが出てきます。一社ごとの企業分析など確認をする時間が必要になりますが、配当金を得ていく楽しみの投資スタイルになります。


優良企業を探していく為には、必ずおさえておくポイントがあります。
・売上は右肩上がりか?営業利益率は10%以上であるか
・EPSは伸びているか(ここが一番重要な指標)
・営業キャッシュフロー(本業でどれだけ稼げているか)の数値は黒字であるか
・1株あたりの配当金は減配していないかや配当性向(純利益のうち配当にどれだけ回しているか?)はどうか(30%から50%は高過ぎです)
・自己資本比率は(総資産のうち返済の必要がないお金の比率で40%があれば安心)はどうか
などの企業の数字のチェックが必要になります。



企業の指標はIR BANKからも詳しく見れます
GoogleでIR BANKと検索すると、下のようの画面が出ます。


予想配当利回りの気になる企業を探し指標を見ていきます。
企業名を入れて数値を確認していきます。

慣れるまでは時間はかかりますが、配当金を得られるゴールを目指して徐々に楽しい作業になると思います。



配当金投資は毎年安定的にキャッシュが貰えるので魅力的
グロース株投資・FX・信用取引は、短期間で資産が何倍になる可能性もありますが高リスクを背負います。ギャンブル性が高く相場で一喜一憂するものになり継続性に欠けるという面があります。
初心者の方には不向きであり、多くの人は勝ち残れないという取引になります。
こちらはギャンブル性が高く現実性はあまりないという私の考えになりましたが、学びを積み上げていった後の取引がいいのではないかと思います。大事な資産を守る為にも投資は慎重にしたいものですね。
私の結論は
・インデックス投資
・高配当株投資
確実に将来への貯蓄を増やしていく二つの投資法を選択する結論になりました。
今出来るところから無理なくコツコツと、貯蓄額を増やしていきたいと考えています。